環境対応企業
地球温暖化や異常気象
こういった環境問題についての取り組みは、フランスをはじめとするヨーロッパ諸国の取り組みはとても真剣です。
アメリカ、中国、日本は大きく立ち遅れている部分ですね。
フランスBicSport社でも、少しでも環境に優しい企業でありたいと願い、サーフボードの生産でも様々な工夫をこらしています。
もともと、サーフボードはリサイクルはできません。芯材のフォームにグラスファイバーの層、樹脂層を積層して作っているので、それらを、元の素材に戻してリサイクルするということはできないからです。
そこでBicは考えました。
生産工程上で出てくる、余りの素材を廃材としないという考え方です。
本来なら、ボード1本作る際に出る余りの素材(たとえば、削りカスも含む)は捨ててしまったほうがコストは安くて済みます。
しかし、Bicは捨てません。
その削りかすを集めて、もう一度溶かして元の素材に戻し、次のボード作りに再利用するのです。この、削りカスを集めて、溶かして、元の素材に戻すことにコストを掛けているのです。
フランスの大西洋近くの工場で「もったいない」の精神に触れることができました。そういう企業理念のもとに作られているBicサーフボードに乗ってるあなたは環境に優しいサーファーなんです。
Bicはあまりこのことを吹聴することを好んでいませんが、ここで私が代わりに吹聴しておこうと思いました。
また、公式には使用していませんが、BicSport社の中で使用されているロゴをお見せしましょう。
BicSport社の企業理念の一端です。
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